株式会社クロボ 代表取締役社長CEO 北氏智弘
プロフィール
株式会社クロボ 代表取締役社長CEO 北氏智弘
WEB広告代理店の株式会社オプトに新卒で入社。 当時最新の媒体であった Facebook, Instagram 広告の 運用, 知見集約、事例創出を担当。 後にインバウンド特化の旅行会社である株式会社フリープラスに インバウンドマーケティング事業の立ち上げ担当として入社。 2017年11月より事業責任者に着任し 官公庁, ナショナルクライアント をはじめ 広告代理店や調査会社に対してインバウンドマーケティングを支援。 2018年12月期に過去最高益を達成。 2019年3月に株式会社クロボを創業し、 訪日観光業向けに多言語を使いこなす外国人人材紹介事業を開始。 2020年新型コロナウイルスの影響で売上がゼロに。 2020年6月で外国人人材紹介事業を撤退し、 2020年7月よりYouTube翻訳事業を開始。 事業開始1年で翻訳チャンネル数80以上、動画翻訳本数2500本以上を達成。
管理会計と定量化で投資判断が可能に
大江 事業内容についてお聞かせください
北氏 youtubeチャンネルを保有している企業様やyoutuberさんの動画を他言語に翻訳して、世界に発信する事業を2020年の7月から始めています。
大江 オンセクションに依頼したきっかけと投資しようとしたきっかけを当時の会社の課題からお聞かせください。
北氏 きっかけは未知の下方さんに紹介頂いたのがきっかけでした。依頼しようと思った理由としては、大江さんのキャリアをお伺いときに、事業を今までいくつも作って成功と失敗を繰り返しながら、数億円でバイアウトまでしたという経歴を聞き「事業作り」においては慣れていると感じました。
事業の作り方を伺ったときに再現性が高く、非常に硬いキャッシュエンジンになる。まちがいなく立ち上がるビジネスモデルを作ってもらえると思いましたね。
当時会社が倒産しかけていたので、とにかくキャッシュを作る必要があり依頼しました。
大江 依頼後の変化はいかがでしたか?
北氏 一番は全てが定量化されたことですね。定性はあまりなく、全てが定量化されたことです。
特に僕が一番弱かったのが会計面で、自社が儲かっているのか儲かっていないのか、どこを改善するべきか。この利益で社員に還元できるのかなど、管理会計を導入してから判断ができるようになったのが大きいです。
大江さんから数字のこと・会計のことを口すっぱく指摘頂けたので、数字への意識がかわりました。
北氏 広告やDM・紹介などの受注率や、売り上げ・限界利益などを定量化していて、どの媒体が一番儲かっていて、継続や受注率が高いのかが明確化されてきたので、どの媒体に投資すればいいのかを判断でき、マーケティングが加速してきましたね。
売上0が 月商450万に。
大江 onsectionのサービスを受けてよかったところは
北氏 新規事業を作る際、僕が30個くらいブラッシュアップしたものを5つまで大江さんが絞ってくれて、その中からYouTube翻訳事業を始めましたが、30から5つまでしぼたtアクションがすごいと思いました。感覚的に儲かるかどうかを判断できたんでしょうね。
大江さんの基準が「継続性がある」「人がやりたがらない」という点を大事にしていて感覚的に選んでもらいましたが、僕にはそれがわからずなにがキャッシュエンジンになるかわからないんですね。僕だけでは全然違うことどれか選べなかったし、会社も潰れていたかもしれませんね。
あと選んだのは時代のタイミングが大きかったですね
飽和する可能性があるとみんなが危機感を抱くタイミングで絶妙だったんだと思います。
大江 サービスを受けてから売り上げはどう伸びましたか?
北氏 受ける前はほぼ0だったのですが、1年で先月は450万の売り上げがでて、営業利益としては130%まで伸びました。
大江 今後期待したいこと、目指したい方向性をお聞かせください。
北氏 事業計画としては今季3500万、来年に1.2億、再来期は2.4億の売り上げを目指していまして、これの実現性を高めていきたいですね。
僕はどちらかというと論理というより感覚派で、それに対して大江さんは理論的かつデータと数字で事業の意思決定をされるので、僕に足りない部分は勉強しながら弱みを補ってもらいつつ成長していけたらと思います。